■カーター・ファミリーが1920年代に残した録音におけるメイベル・カーターのプレイが、カントリー・ミュージックにおけるギターの道を開いたといえましょう。彼女のテクニックは、リード・メロディ・ラインのプレイとリズミック・バックアップを組み合わせたもので、カントリー・フラットピッキング・ギターのルーツとなりました。このビデオでは、多数の優れた教則本で知られるディックス・ブルースが、カントリーの名作として知られる9曲のスタンダードを親切丁寧にレクチャーします。
■学ぶ内容は、ベーシックな“ベース音+ストラミング”にはじまり、様々なキーの曲における“リード/バックアップ”スタイルの弾き方、さらには、あるキーから他のキーへの移調の仕方など、非常に役に立つことばかりです。ストレートなリズム・バッキングとリード・ギターの橋渡しをする、このギター・スタイルは、カントリーはもちろんのこと、ロックやポップ・ミュージックに応用することもできるので、皆さんのギター・プレイが向上すること間違いなしです。
【レッスン曲】 ・ Worried Man Blues ・ Lonesome Valley ・ Handsome Molly ・ Redwing ・ Wildwood Flower ・ Bury Me Beneath the Willow ・ The Storms are on the Ocean ・ John Hardy ・ Jimmie Brown the Newsboy
■スウィング、ジャンプ・スウィング熱が、ここ数年で、著しく再燃しています。伝統的バンドから、最新のバンドまでが、スウィング・ギターのリズムを取り入れてサウンドを創り上げているのです。このビデオ・レッスンで、ディックス・ブルースが、この活気に満ちた音楽を演奏するために知っておく必要のある、全ての基本要素(ムーヴァブル・コード、“スウィング・フィーリング”の出し方、右手と左手のテクニック
etc.)を教えてくれます。練習曲は、全てのスウィング・ミュージシャンがプレイする、厳選された8曲の超有名曲です。
■ディックスは、まずコードが2、3個の学びやすい曲からレッスンに入りますが、徐々にレベルを上げていき、G、Am、F、Bb、Abのキーで弾く高度なコード進行のスウィング全盛期のグレイテスト・ヒットを通して、レッスンを進めていきます。レッスンを終える頃には、スウィング&ジャズの必要不可欠なコード・フォームをマスターし、幾千もの曲をわけなくどんなキーにも移調できるようになっているはずです。すなわち、このレッスンをクリアすれば、あなたはどんなスウィング・バンド、ジャズ・バンドでもプレイできる自信とベーシック・ツールを手に入れることになるのです。
【レッスン曲】 ・ Take Me Back to Tulsa ・ Minor Swing ・ Careless Love ・ Sweet Georgia Brown ・ Honeysuckle Rose ・ Blues in Bb #1 ・ Blues in Bb #2 ・ Rose Room ・ I Got Rhythm