■古くから今日まで、数々の大物ブルースマンが輩出した地、テキサス。ブラインド・レモン・ジェファーソンから、フレディ・キング、スティーヴィー・レイ・ヴォーン…。しかしテキサス・ブルースの真のキングは、なんといってもライトニン・ホプキンスでしょう。彼は、ブラインド・レモンの伝統を受け継ぎながらも、独自のモダンなテクニックを開発し、ロック界およびブルース界に多大な影響を残した重要人物です。そんなライトニンのギター・スタイルを学ぶ教則ビデオが遂に登場です!
■このビデオでは、ライトニン・ギター・スタイルの極意やトリックをとことん探求します。1950〜60年代の彼の貴重なフィルムをまず見せ、それに忠実にアーニー・ホーキンスがレッスンを進めます。あたかもライトニン自身からレッスンを受けているような、まさに画期的な教則ビデオです。歯切れのいいテキサス・ブギ・シャッフル、装飾フレージングを絡めたEとAの美しいスロー・ブルース、絶妙のチョーキング、音色に変化をもたらすピッキング・ポジション…ライトニン・ホプキンス奏法の真髄に迫ります!
【レッスン曲】 Pull A Party, Goin' Down Slow, Shining Moon, Baby Please Don't Go, Take Me Back
■天才的なカントリー・ブルースマン/ソングスター、マンス・リプスカムは、ベースのミュートを利かせたテキサス“デッド・サム”ギタリストの中で、最も秀でたギタリストでした。彼は音楽一家に生まれ、テキサス・カントリー・ブルースの伝統の中で育ちました。躍り出したくなるような湧き出んばかりのメロディをパワフルなステディ・ベースの上に載せて弾く、彼独自のドライヴ感あふれるスタイルは、誰もが弾いてみたいと思うほど魅力的なものです。
■このビデオ・シリーズでは、彼の職人技の全てのトリックを解明すべく、アーニー・ホーキンスがあらゆる角度からマンスのプレイを徹底分析します。マンス・スタイルでの弾き方を覚えることで、どんな曲にもそれを応用できるようになるというのも重要なポイントでしょう。第1巻では、彼のフィンガーピッキング・ブルースの名作7曲が取り上げられます。マンス本人のプレイの映像もふんだんに見ることができ、存分に楽しむことができる教則ビデオです。
【レッスン曲】 Captain Captain, Night Time Is The Right Time, Goin' Down Slow, You Got To See Your Momma Every Night, You Got To Reap What You Sow, Sugarbabe, Cherry Ball
■奥の深いマンス・リプスカムのギター・スタイルとテクニックを学ぶビデオ・シリーズの第2巻。第1巻に続き本作でも、アーニー・ホーキンスがさらにその名人芸を深く探究します。2本を完全にマスターすることで、マンス・リプスカム・スタイルの全貌をつかむことができるでしょう。
■本作では、定番の人気ブルース・ナンバー「Spoonful」から、GとAのキーの2つのラグタイム・ギター・インストゥルメンタル、Gのキーの発展的なブルースまでを取り上げ、テキサスが生んだ偉大なるブルース・ギタリスト、マンス・リプスカムのギター奏法を存分に探究します。彼のユニークなフィンガーピッキング・アプローチの魅力の虜になること間違いなしです。ビデオの最後にフィーチャーされたマンスのプレイする「Alcohol Blues」の映像は、「Blues In G」で学んだことを確認できるエキサイティングなプレイです。
【レッスン曲】 Spoonful, Rag In G, “A” Rag, Blues In G
■オールマン・ブラザーズ・バンドのカバーで不滅のロック・ヒットとなった「Statesboro Blues」の作者として知られるブラインド・ウィリー・マクテルは、1927年から1950年代まで、長年にわたって録音を続けた伝説的、そして神秘的な天才でした。ジョージア出身のこの偉大な12弦ギター・ブルースマンに敬意を表し、ボブ・ディランは「ブラインド・ウィリー・マクテルのようにブルースを歌えるヤツは誰もいやしない」と語ったほどです。マクテルは、ステラの古い12弦ギターを用いた、クリアでユニークなフィンガーピッキング・スタイルで知られています。ステラの12弦ギターは、彼のブルース、ラグ、そして印象的なボーカルに完璧にマッチしたギターでした。彼はスライド・ギターの達人でもあり、ブルースとゴスペルの両方で心を和ませることができたのです。がっしりしたムーヴィング・ベースを伴ったメロディックなスタイルを、湧き出るような煌びやかなランと継ぎ目なく組み合わせることにおいて、彼の右に出る者はいませんでした。
■このビデオ・レッスンでは、そんなウィリー・マクテルのグレーテスト・ソングをアーニー・ホーキンスが徹底探究します。12弦ギターを用いてレッスンを進めますが、もちろん通常の6弦ギターでトライしてもOKです。
【レッスン曲】 Statesboro Blues, Come Around To My House Mama, Broke Down Engine, Searching The Desert For The Blues, Mama T'Ain't Long For Day, Savannah Mama