■“サムスタイル・ギター”とは、1920年頃にケンタッキー西部で確立されたギター・プレイ・スタイルのことです。その創始者として最も有名なアーティストは、モーズ・レガー、ケネディ・ジョーンズ、マール・トラヴィスで、彼らの音楽がこの分野を象徴すると言ってもいいほどです。このスタイルは、チェット・アトキンスやドック・ワトソン、ジェリー・リードらの、後のカントリー・ギター・スタイルの基礎となりました。このビデオ・レッスンでは、このスタイルの基本に始まり、このスタイルの様々な要素を学べる5曲のレパートリーの演奏法までが、パット・カートリーによって解説されます。レッスン曲は、基礎的でしかも非常に重要な曲「I
Am Prigrim」から、1970年のカントリー・ヒット「Ready for the Times to Get Better」のコンテンポラリー・サムスタイル・アレンジにまで及びます。さらにレッスンの中で次の項目を学びます。
・サムピッキングにおける右手の基本概念 ・サム・ピックの使い方 ・右手の平を使ったミュート ・コードを押さえるための左手の親指の使用 ・モーズ・レガー、マール・トラヴィス、チェット・アトキンスのスタイルの違い ・モーズ・レガー・スタイルでの“アップ・ザ・ネック”コードの弾き方 ・サムスタイル・プレイヤーが使うコード・フォームのバリエーション
【レッスン曲】 ・ I Am a Prigrim ・ I'll See You in My Dream ・ Deep River Blues ・ Ready for the Times to Get Better ・ The Guitar Rag
■本作は、これから変則チューニングの世界を探求してみたいというギタリストに、最適の手引きをしてくれる教則ビデオです。レッスンでは、4つの違ったチューニングを用いて、シンプルでしかも音楽性の高く、そして弾きやすいアレンジが、パット・カートリーによって解説されます。レッスン曲のアレンジは、初級の上から中級あたりのレベルに設定されており、それぞれのチューニングの違いと特性を説明するのに最適のものが選ばれています。この教則ビデオが、コンテンポラリー・ギター・プレイの興味深い部分に入るための素晴らしい第一歩になるはずです。ここでは以下の項目が紹介されます。
・それぞれの変則チューニングの合わせ方 ・チューナーを使わないでチューニングする方法 ・変則チューニングのメリットとデメリット ・丁寧な解説と両手を同時に映した分割画面を用いた、各曲の完全な指導 ・ハ−モニックスのテクニック ・右手のフィンガースタイル・テクニック
【レッスン曲】 ・ Battle Hymn of the Republic (ドロップDチューニング: DADGBE) ・ Spnish Fandango (オープンGチューニング: DGDGBD) ・ Both Sides Now (オープンGチューニング: DGDGBD) ・ Amazing Grace (Dモーダル・チューニング: DADGAD) ・ Steel Guitar Rag (Aモーダル・チューニング: EADEAE)
■本作は、ケルティック音楽の世界をフィンガースタイル・ギターでマスターしたいというギタリストのための教則ビデオです。“ナショナル・フィンガースタイル・ギター・チャンピオン”パット・カートリーは、DADGAD(Dモーダル)チューニングを用いてアレンジした、魅力的な6曲のアイルランド及びスコットランドのトラディショナル・ナンバーを取り上げます。これらのアレンジは、初級の上から中級レベルのギタリスト向けですが、今までトライしなかった全く違った音楽スタイルを探究したいという方にも最適です。レッスンは、テクニック的には非常に易しいがメロディックな「Sky
Boat Song」に始まり、挑戦に値するダンス曲「Boys from Blue Hill」まで、徐々にレベルアップしていきます。さらにレッスンの中で以下の項目を学びます。
・ケルティック曲の構造と形式 ・ジクやリールといったダンス・リズムの理解と演奏法 ・このジャンルにおける曲のタイプの見分け方 ・フィドルや管楽器のテクニックを応用したケルティック装飾音 ・スローな曲のメロディーを美しく聴かせる弾き方 ・ケルティック・アレンジのためのDADGADチューニングの利点
【レッスン曲】 ・ Skye Boat Song ・ Fannie Power ・ Moran's Return ・ The Blarney Pilgrim ・ The South Wind ・ Boys Froms Blue Hill